被災地にいるいとこ
先日もUPさせていただきましたが、
私のいとこは被災地(岩手県宮古市)にいます。
無事の知らせが3月13日の夜にはいりました。
いとこは津波が引いてからは、流された車をさがして
車中に入っていた貴重品を持って帰ってきたそうです。
仕事の転勤で向こうに行っていたために住民票を移しておらず、
身分証明書があってもお金を銀行から引き出せずにいますが
幸い手持ち金がそこそこあったので食料を買うことができたそうです。
同じように被災した山田町在住の友人のなかには乳幼児のミルクに困っている人がいます。
自宅は無事のようですが、食料とミルクに困っているらしく
いとこは10キロのお米とミルクを買って、
車が無事だった友人と届けにいったそうです。
車が入れない所から先10キロほどは荷物を背負って歩いたと・・・
被災者が被災者を助けています。
避難所にようやく食料が運ばれてきていますが、自宅におられる被災者の方々まで
到達できていないのが現状です。
首都圏もガソリン不足でみんなが不安の状態ですが、
買占めに走っては逆効果です。
会見を見るたびに歯がゆさを覚えますが、批判をしていても始まりません。
情報を自分たちでよく考え落ちついて行動するのが
今の私達に求められていることだと思います。
新聞やテレビでも被災地の情報が沢山流れていますが、
いとこから聞いた被災地の現状をお伝えしたく、UPさせていただきました。